サンプル

左からサンプル1・2・3・4・5も順で並んでいます。サンプル1〜5までに裁断パターンとサイドのテープの仕様を決めました。

サイドテープ

サンプル1では一般的に使われる小粒のダイヤの衣装と綿糸を挟んだテープにアッパーと同じネービーのテープをまいています。(垢ぬけないと言うか、あまりパッとしませんね。)

サンプル2ではヘリンボーンの意匠がはいったテープにしてみました、アッパーが綿麻のせいか、ゴム意匠の方が弱々しい感じます。

3番目の意匠です、出来あがるまではゴツクならないか心配しましたが、全体のデザインと良くあっていると思います。ありふれた、細かいダイヤ柄の意匠もデザインを変えた為に個性のあるテープが出来ました。

裁断パターン

裁断パターンを比較した写真です、違いが一目で解ると思います。左が変更前のサンプル1で、右側が後ろまで切りかえを伸ばした変更後のサンプル5です。表のアッパーは左右と前部の3パターンですが、裏アッパーは横に継ぎ目のない縦に2つのパターンの袋縫いです。

 

生地

サンプル3と4では綿麻の生地で作ってみました。 色が想像よりボンヤリしています、レディス向けのパステルカラーだと良さそうな気がします。

ラスト(木型)

メンズ・ラスト6

レディス・ラスト6

サイズ6(24cm)のサンプルです。 左の綿麻グリーンはメンズ・ラストを縮小したもので、左のグレーはレディス・ラストで作ったものです。 ハトメをレディス・ラストの方は4つにしてみました、チョッと間伸びした印象がします、細紐の4mmハトメ であれば5個でも問題ないでしょう。 Gallopなどと違い、Calmのカーブ・ラストはメンズ・ラストを縮小すると縦にたいして横のワイズが広くなり、コブラの頭みたいになります。 女性の方に美しいシルエットで履いてもらう為にサイズ6・5はレディス・ラストを採用します。

ヒールパッチデザイン

ヒールパッチのサンプル3種類です、サンプル5まではヒールパッチのない状態でしたが、テープの意匠も決定して、左端のサンプル6からヒールパッチを付けました。
1)Eddyと同じサイズで作りましたが、デッキタイプのCalm少し大きすぎて、ロゴの字体が硬い印象がします。
2)左から2と3番目は同じデザインでブルーとネービーです、ひとまわり小さくして良さそうに思えたのですが、毎日見ているとだんだんと目立ち過ぎるのが気になって来ました。
3)右端が決定したヒールパッチのデザインです、最初に比べると小さくシンプルになりましたが、内羽タイプの上品なスニーカーには控えめなくらいで丁度良いと思います。

インソールデザイン

DSC00209
トップサイダーのブルーにイメージがあるせいか、最初にブルーベースで作ってみましたが・・・・ 気持ちが悪くなるようなブルーで、ロゴもつぶれてしまい良いところが一つも無いですね。

2度目はトップサイダーのブルーのイメージを 払拭して綿麻の生地に印刷に変えました。 ロゴのネービーとの色のバランスも良さそうに思えますが、 生地が粗すぎて印刷が上手く載りません。

印刷が上手く載るように、生地めの細かい帆布にしてみました。 すっきりし過ぎる感はありますが、Calmのシンプルなデザインには コテコテしたインソールよりも良いと思います。

ライン

いよいよ、生産に入るだけのになりましたが・・・・ん〜!何だかラインの太さが気になります。
(左がサンプル5の4mmラインで、右が最終サンプルの3mmラインです。) 80年代のトップサイダーは4mm〜の大胆と言うか、大ざっぱな太さがアメリカ製の魅力でしたが、日本製のMillReefではこう言う大ざっぱさは魅力になりません。
サイズ6以下は、メンズより更に細くなるレディス・ラストを採用するCalmでは3mmラインの方が上品です。
最初はWhiteのみライン入りで他の色はライン無しの予定でしたが、
グレーを女性に履いてもらったところ、なんだかボンヤリした印象になりました。
Navyはラインがないとアッパー部分が狭くなり過ぎて、細見には見えますが、下のゴム周りに対して薄っぺらに見えてしまいました。
どちらの色でも3mmラインだとラインが目立ち過ぎる事もなく、程よいバランスになります。

最終サンプル

making of "calm"